今年一年本当にありがとうございました。(2017年12月21日発表)

今年もあと残すところ10日余りとなりました。
12月と言うのは何か気持ちがせわしなくて、
いつの間にか20日間が過ぎてしまった感じです。
師走は一年の中で本当に忙しい月だと思います。
なんでも年内に収めてしまおうという気が先立ってしまいます。
皆様も同じような気持ちをいだいているのではないでしょうか。

さてゼックはこの一年、本当に充実した年を迎える事ができました。
これもひとえに太陽光分譲ファンドへご出資をいただいている皆様、
ゼックのファンド事業を周りでサポートいただいている皆様
又発電所建設を実行していただいている協力業者様のおかげであり、
深く深く感謝申し上げる次第です。本当にありがとうございます。

振り返ってみると今年は年始から非常に忙しい日々を送りました。
昨年末に個人投資家様に分譲物件の引き渡しがありましたので、
そのフォローを1月早々から始めることになりました。

その後は3月の10号ファンドの募集開始に備えて
電力会社との折衝や資料作りを行いました。

資料作りは10号目と言うことで1号当初と比べれば
かなりスピード感をもってこなすことができますが、
やはり慎重な、そして綿密な資料を作るのにはかなりの段取りをしなければならず
非常に大きな仕事となります。
 
いざ3月1日の募集が開始すると、今度はご出資をご検討されている方々からの問い合わせや
契約手続きに時間を割くようになります。

並行して発電所建設に必要な造成工事の打ち合わせや
現場での確認等具体的なところまで決めて行くことになります。

10号はご出資いただいた皆様のおかげをもちまして実質1週間程度で出資金が集まりましたので
余裕を持ってその後の発電所建設に取り組むことができました。

そんな忙しい中を縫って6月のドイツ研修です。
1週間程度の研修は毎年行いますがドイツはいつもブログで申し上げているように、
FIT制度も再エネ普及率も日本の三歩前を行っていて、
いつも非常に新鮮な刺激を受けて帰ってきます。
ドイツのFIT制度の変遷を見ていると、これから先の日本がどのように進んでいくのか
又は進んでいかなければいけないのかが見えてくるような感じがします。

実は今年のドイツ研修は9月にも行いました。
それは6月に訪問した企業さんの一つにどうしても再度、
もっと具体的な聞きたいと言う興味があり行ってきました。
これは又おいおいお話をしたいと思います。

話が飛びましたが10号ファンドの発電所が8月1日売電開始なので
今年一度目のドイツから帰ってきて、すぐさま発電所建設に関する
具体的な現場打合せに入っていきます。

10号は2か所の発電所をファンドに組み入れたため、倍の労力がかかります。

無事8月1日の売電開始を終えると、
今度は11月1日からの11号ファンド募集の準備に取り掛かります。
11月は他の個人投資家様への発電所引渡も重なりましたので、
社員一丸となって業務に取り組んでいきました。
その間に二度目のドイツ研修があったのは前述したとおりです。

11号ファンドもご案内の通り
ご出資いただいた皆様のおかげをもちまして完売ができました。
ざっと今年一年を振り返りましたがゼックの業務は
皆様もご存じのようにこれだけではありません。

実はもっと大切な業務があるのです。それは兎にも角にも一番大事な業務、
何かわかりますでしょうか?

それは遠隔監視業務から派生する発電所の監視業務なのです。
これは1年を通して毎日行われる業務で
時間的には一番時間を費やしていると言ってもいいと思います。

関心を持ってメンテナンス履歴を見ていただいていた皆様はよくご存じの事ですが、
実はパワ-コンディショナーの不具合がこの一年本当に多かったのです。
もともと実績世界NO1と言ってもいいぐらいのメーカのものを使っておりますが
6号、7号、8号のPCS(パワーコンディショナー)が
立て続けに故障するという事象がおこりました。

メーカーと故障について喧々諤々の議論をした末、
結果的にはすべてののPCSを新しい物と交換いたしましたが、
非常に大きな労力が必要でした。

メーカーに不具合事象を報告してもすぐに新しいものと取り換えてはくれません。
先方はなんとか修理することで済ませようとします。
筋道を立てて論理的に不具合事象を説明しなければ
メーカーはなかなか新しいものを出しません。

約4ヵ月間の交渉の末、根本対策をした新しい機器に全機種交換をしていただきました。

この事によってわかるように発電所は機械ものですので、
如何に世界的な実績のあるメーカーだとしても何らかの不具合を起こすのです。
このメーカーに限った事ではありません。

念のため申し上げますがこの不具合による損失は、
その都度の対応によって、ほとんど発生しませんでした。

以前にも申し上げましたがゼックの一番の仕事は
ご出資をいただいたお金で作った発電所の監視業務、これに尽きるのです。
何を置いてもこれが一番優先される業務だと思っております。

発電所はつくるまでに多くの労力を使いますが、
出資者の皆様にとってはそこからが一番大事な局面に入っていくのです。
その事を社員一同、しっかりと理解しており最重要任務と位置付けております。

今年1年も様々な事がありましたが、
気持ちを一新し来年も元気よく頑張っていこうと思っております。
このブログを読んでいただいている皆様の末長い健康と幸福を祈り、
新たな年を迎えたいと思います。

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