東松島市訪問(2016年8月3日発表)

先週の後半、宮城県東松島市に行ってきました。
東松島市は2005年に旧矢本町と旧鳴瀬町が合併して誕生した人口43000人程度の市です。
隣が石巻市で石巻湾に面した海苔や牡蠣の養殖漁業の街としてにぎわっていた地であります。

そのような土地で2011年3月11日の地震と津波により多くの方が犠牲になりました。
津波の被害を受けた沿岸部の自治体の中でも特に犠牲者数の多い地域であります。

今回、訪問したのは5回目です。町としてのにぎわいは少しずつ戻ってきているように感じました。
復興のための造成や建設に従事する方の数が非常に多く、
又ショッピングセンターの人の数も以前に比べて多くなってきているような気がします。
それでも5年たった今でもまだ仮設住宅に住まわれている方がおられるということなので、
本当の復興と言うまでにはまだまだ時間がかかると言うような事も感じました。

まだ正式には発表しておりませんが、
次号ファンドの対象である太陽光発電所の設置場所は東松島市に決定しました。
この地は次号発電所の施工をしていただく会社の東松島支店が車で15分のところに位置し、
すぐに駆けつけることができる事、そして何よりも太平洋側に面し、
日射量が非常に高い事でこの地を選択しました。

今回の訪問の目的は次号ファンドの準備で様々な方と会うことが目的でした。

東北電力様、土地の所有者様、施工会社様、東松島市の副市長様へのご挨拶等
様々な方とお話をすることができました。
特に東北電力様とは3年間にわたる電力協議の中でなかなか進まなかった事が
この2カ月の間で、急転直下、来年の2月~3月には連系出来るというところまで
こぎつけた事は大きな成果でありました。

東松島市は現在環境未来都市として国の指定を受けております。現在日本全国で11市が指定されております。
環境未来都市とは環境や高齢化など人類共通の課題に対し、
環境、社会、経済の三つの価値を創造することで
「誰もが暮らしたいまち」「誰もが活力あるまち」の実現を目指す、
先導的プロジェクトに取り組んでいる都市を指します。

ゼックの太陽光分譲ファンドを東松島市で組成することにより、
微力ではありますが地域の再生可能エネルギーによる電源供給という部分で
少しでもお役にたてるのならばと思い計画をしてまいりました。160803blog

先ほど申し上げましたように日射量は非常によく、NEDOのデータで見ますと、
隣の石巻市は茨城県水戸市と同じくらいの発電量です。標高36メートルの高台に位置し、海岸から6Km離れており、
津波の心配はなく、東北の南部と言うことで雪の影響もほとんどないようです。
買取価格も高く、非常に期待のもてる希少な太陽光発電設置場所です。
36円(税抜き)と言う高い買取価格ですので、非常に期待のもてる希少な太陽光発電設置場所です。

太陽光分譲ファンドによって作り出された電力が少しでも地域の電力供給に生かされればいいなと思っております。

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