20年という投資期間を考える。(2015年4月8日発表)

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弊社の太陽光分譲ファンドは投資期間が20年です。
20年という投資期間は長いのか?

長いと思います。
長いと思いますが、それがデメリットでありメリットであると考えています。

FIT(再生可能エネルギー全量買取制度)は20年間という期間の定めがあります。
これは発電開始から20年間、認定された価格で買い取られるということです。
ですので、弊社の太陽光分譲ファンドは投資期間が20年です。

ではまずデメリットから・・・・・
1)流動性の欠如

  いきなり難しい言葉で申し訳ありません。
  流動性の欠如とは、すぐに換金できないという意味です。
  たとえば上場株を株式市場で買った場合、
  価格があがってようと下がっていようと、
  売りたければ売ることは可能です。
  
  しかしながら太陽光分譲ファンドは市場で取引されませんので、
  すぐに換金するということはできません。
  どうしても換金したい場合、出資分をそっくり引き受けてくれる方を探し、
  すべて譲渡するという形になります。
  (持ち分の一括譲渡は可能です。)

  この流動性欠如に対してリスクを軽減する方法は、
  10年程度必要とならないであろう資金でご出資いただくことです。
  太陽光分譲ファンドでは約10年で出資金を回収する計画です。
  簡単に言うと、100万円出資すると10年目迄に約100万円の分配を受け取り、
  あとの10年間の分配は純粋に利益という考え方です。

  資金はいつどれくらい必要になるかは完全に予測できません。
  急なトラブルで全財産が必要になることもあるかもしれません。
  ですので、上記は完全なリスク回避とはなりませんが、
  とんでもないトラブルがない限りある程度リスクは回避される
  ということになるのではないでしょうか?

2)資金が長期間リスクにさらされる。

  これは前述のとおり、出資金を回収するのに概ね10年かかりますので、
  20年ではなく、10年間のリスクとなります。

  10年以内に想定を超える大地震が来て、
  発電所が全壊し、再建不可能になった場合
  それ以降の分配金が受け取れないということになります。
  
  このリスクに対する軽減策として、
  発電所設備(架台)を震度6強まで耐えうるものとしています。
  これは東日本大震災の最大震度を基準としています。
  これも完全な対策とは言えませんが、
  よほどのことがない限り地震で全壊することは
  考えにくいのではないでしょうか?

ではメリットはどうでしょうか?
1)長期間比較的高い利回りで運用できる。
  利回りが高い、低いは主観がありますので、
  一般的にと言ったほうがよいでしょうか?
  弊社の太陽光分譲ファンドは一般的に利回りと言われるIRR(内部収益率)で約6%です。

  銀行的預金の利回りランキングをみると
  あおぞら銀行インターネット支店で0.26%が1位でした。
  比較すると23倍ということになります。

  もちろん定期預金は元本保証があり、
  太陽光分譲ファンドと比べるものではありませんが、
  銀行に預けてもほとんど増えないのが現実です。

  太陽光発電への投資を考えた場合、
  リスクが限定的で、長期間安定してリターンがあり
  長期的なメリットがあると考えらるのではないでしょうか?

  弊社太陽光分譲ファンドに100万円投資した場合
  平均すると年間85000円分配される予定です。
  20年間安定して受け取れる年金のようなものとなります。
  (実際の分配実績は予定を大きく上回っています。
   詳しくはこちら・・・https://zecj.jp/kashimanada01-result/ )

結論として20年は長いのですが、
20年にわたって買い取り保証されている制度ですから
そのメリットをすべて享受するため
20年間分配を受けとれるシステムであるべきだと考えます。

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