「新聞・雑誌記者及びファイナンシャルプランナー向け太陽光ファンド事業説明会」を終えて(2016年9月2日発表)

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しばらくブログが更新できませんでした。
お盆前後から出張や9号ファンドの準備、
そして表題にある「新聞・雑誌記者及びファイナンシャルプランナー向け太陽光ファンド事業説明会」と
非常に忙しくなってしまい、更新できませんでした。申し訳ありません。

8月31日(水)に大手町のあるビルの会場において
新聞・雑誌記者様及びファイナンシャルプランナー様向けの太陽光分譲ファンド説明会を行いました。

これまでは各号のファンド募集期間にご出資を検討いただく方向けに説明会を行ってきましたが、
今回は少し趣向を変えて、お金を増やす方法をよくご存じのファイナンシャルプランナーの皆様や
日経新聞やマネー雑誌のエネルギー部門担当の記者様にお集まりいただき、ファンド説明会を開催いたしました。
たくさんの方にお集まりいただき本当にありがとうございました。

90分の限られた時間でしたが60分はでゼックからのプレゼンテ―ションを行い、
あとの30分はゲストの方お二人を壇上にお招きしてパネルディスカッションを行いました。

ゲストのおひとりは独自の視点で経済を読み解き、
難解な経済用語をわかりやすく伝えることに定評があるファイナンシャルプランナーの市川雄一郎様、
もう一名は電力・エネルギーの最新事情に詳しく、
自らも野立ての太陽光発電設備をお持ちの家電ニュースサイトライターである藤本健様にお越しいただきました。

説明会は滞りなく進んで行きましたが、今回の説明会で改めて私が考えさせられたものがありました。
それは最後の質疑応答の中である新聞記者の方からこんな質問をいただいたからです。

 太陽光ファンド事業をしていく事は非常に歓迎すべきことでありますが、
 電力供給者としてどのようにこれから事業展開をしていくのですか」というご質問でした。

普段、我々はご出資していただいた方にどのようにすれば
たくさんの分配をしていくことができるのかを考えてファンド運営を行っております。
つまりファンド運営者としての使命をどうやって果たしていくのかを必死に考えて事業運営をしております。

この質問をいただいて改めて気付きました。
我々はファンド運営者であると同時に電力供給者なのだと。
電力供給者とは公的な役割として国民の生活を支えるインフラ提供を行っているのだということなのです。

この事をしっかりと自覚して太陽光発電事業を行っている方がどれだけいらっしゃるのかは推測できないですが、
この視点は本当に大事なことであると思うのです。

難しい問題ですがインフラ提供は途絶えることなく続けていく使命を与えられていると思うのです
しかしFIT期間は20年で終わります。

今太陽光ブームでこれに参入して20年後それで終わってしまえば
折角この期間に増えた再エネの発電量割合は又元の状態に戻り化石燃料や原発のみに頼っていかなければならなくなります。

FIT(買取制度)というシステムはこの20年の間に再エネ設備が普及することで
再エネの発電コストを安くして、FITがなくても再エネが自立して増殖していく事を狙っているのです。

株式会社ゼックはファンド運営業者でもありますし又電力供給者でもあるのです。
FIT期間20年の終了後、おそらくその後の買取価格は非常に安価なものになっていると思います。
ドイツはFITが始まって15年たっていますが買取価格は10円前後です。
日本もおそらく同じような価格帯になることが想定されます。

こうなると電力会社に売電するよりも、企業や一般家庭に電力を販売していく事の方が合理的であると言えます。
企業や一般家庭は16円~30円/KWh程度で電力会社から電気を調達しておりますので
それより安い価格で電気を販売することによってファンドを維持させていく事も考えられます。

又以前にこのブログで触れておりますが自家消費モデルの事業も立ち上げていきたいと思っております。
 
今回の説明会を機に改めて電力供給者としての使命を考えさせられました。
今後もゼックとしてご出資していただいた方へのファンド運営者としての使命を果たすと同時に
電力供給者としての使命を果たすべく邁進していきたいと思っております。

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