12号ファンド募集完了後の進捗状況とFIP、自家消費について

皆様、今回は少し間が空いてしまいましたがいかがお過ごしでしょうか。

まず初めに12号太陽光分譲ファンドの状況についてご報告いたします。

10月1日に12号ファンドの募集を開始いたしましたが、今回は前号のファンド募集から期間があきすぎた事もあり、弊社の予想とはかけ離れたスピードで完売いたしました。

初日で完売という事になり、その後にお申し込みをいただきました皆様や、申込準備をされておられた皆様には本当に申し訳ありませんでした。

これまでであれば12号ファンドの規模ですと最低でも完売までに1週間はかかっておりましたが、申し込みが殺到し、初日の15時の段階で満額に達しました。

弊社としても1日で終了するとは思っておりませんでしたので、原則通り先着順にて受付をせざるを得ず、「早期に申し込みをしているにも関わらずなぜ?」という疑問を持たれた方もおられたのではないでしょうか。大変申し訳ありませんでした、改めてお詫びを申し上げる次第でございます。

さて12号ファンドの進捗状況です。ホームページのお知らせ部分にも掲載させていただいておりますが、現在土地所有者の方が芋の収穫を終えられて更地の状態でございます。

11月6日に農地転用の申請をいたしました。当該土地はお知らせしていましたように現況は農地であり、このままでは発電設備の設置を行う事ができません。

農地を雑種地に変更するための許可を農業委員会において受けなければなりません。その申請を行い、予定では12月中旬に許可が下りることになっております。

その後12月20日頃に着工という段取りで進んでいきます。

12号ファンドの進捗状況につきましては、適時ご報告をさせていただきます。又メールやHPでご確認ください。

再エネを取り巻く環境は2012年7月1日のFIT制度の開始以降ずいぶん変わってまいりました。2021年4月以降はFIT(フィードインタリフ)からFIP(フィードインプレミアム)制度に移行していくことが経産省で議論されています。

FIPに関しては後日、詳細を説明してまいりたいと思っておりますが簡単に申し上げますと、

FITという「再エネを扱う手のかかる子供の保護制度」から「あまり手のかからない大学生くらいに成長した制度」に移行するというとイメージいただけるのではないでしょうか。

これまでのFIT再エネは発電したら発電した分すべて電力会社が無条件で買い取ってもらえるという制度からFIPでは電気の売り先は自分で探さなければならず、かつどれくらい発電するのかも報告をしなければならないという制度になっていきます。

これまでFIT(固定価格買取制度)という制度に則って太陽光分譲ファンドを展開してまいりましたが制度の変更とともにファンドの業態も少しずつ変わっていきますので又折を見てファンドのご案内を差し上げたいと思っております。

もう一つ今クローズアップされているのが、自家消費です。FITの買取価格が下がってきたことと太陽光発電所の建設単価が下がってきたことで、売電するよりも自分で電力を消費した方が得になるという状況になっております。

自家消費は今後の大きな市場になると思うのですが、建設単価が安くなったとはいえそれでも発電所の初期投資額は大きいものです。

この初期投資額の存在が再エネの更なる普及を抑制している部分もあることを念頭に株式会社ゼックではこの度、自家消費PPAと言う事業を新たに始めました。

すでにHPではアップしておりますが、次回はこれについてご説明していきたいと思います。

これからのファンド組成にかかわる部分でもあるので次回詳しくご説明をしていきたいと思っております。

本日は以上です。

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