10月1日より12号ファンドの募集開始

ようやく秋の気配が感じられる季節となってまいりました。

朝晩がめっきり涼しくなり、太陽の出る晴れた日にもそれほどの暑さも感じられなくなってきていますね。「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言われることですが、温暖化の影響で集中豪雨や他の自然災害も多くなり、不規則な現象がみられることが多くなってきましたが季節の変わり目はまだ規則的なような気がします。

さて皆様には既にお知らせしておりますが10月1日から12号ファンドの募集が開始されます。楽しみにされておられた方には大変お待たせしてしまいましたが、新ファンドがようやく募集を開始いたします。

今回も場所は茨城県鉾田市です。

茨城県は東京から車で1-2時間程度と近くに位置する事、比較的平坦な土地が多い事、太平洋に面しているため統計データに基づく日射量が多く見込める事により日本国内でも有数の太陽光発電所が多い地区です。

そのため送電線がひっ迫しており、高圧の発電所はほとんど連系承諾が得られない状況で、50KW未満の低圧の発電所でも売電開始まで4年以上かかるところが増えてきました。長らく新しいファンドを開設することができなかったのは、皆様にもこれまで何度となくご説明してきましたが、このような送電線ひっ迫の状況が多くの地域で起こっており、茨城県は特にその影響が大きい地区になっているためでした。

今回はそのような地域でできる買取価格27円/KWhの貴重な案件です。

実はこの発電所案件は2015年の設備認定を得ている発電所で東電様との連系協議は3年前に完了しておりましたが、この地域の送電線にかかる東京電力様の変電所の工事が進行しており、それが終わるのをずっと待っておりました。

その変電所工事の完了が2020年3月22日に決定したことを受けて、12号ファンドを計画し、3月30日の連系日をこの度東電様と合意できたという経緯です。

更にもう一つ申し上げると、昨今のFIT法改正を受けてこの2015年度認定の発電所は発電所開始期限が定められており、それが2020年3月31日になっており、それを超過すると20年の売電期間が短縮されていくというものでした。

従いまして本当にぎりぎりのタイミングで売電開始ができるのは非常に喜ばしいことでございます。そんな紆余曲折を経ながら案件としてまとめ上げられたのは、土地の所有者様に長い期間忍耐強く待っていただいた事や、予定通り変電所工事を終えることを確約いただいた東電様、また何としてもこの案件を仕上げるのだと懸命に頑張ってくれた弊社スタッフのおかげであると思っており、本当に感謝の一言に尽きるのです。

そして何よりも新ファンドを心待ちにしていただいている出資者の皆様がおられるからこそ、ここまで頑張ることができたのではないかと思っております。

今回もこれまでにたくさんの方からの資料請求をいただいております。

現在ファンド資料の印刷仕上げの段階であり、恐縮ではございますが公平を期すために同じ日に到着する事を想定し、9月24日頃より遠方の方から順番に発送してまいります。

皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
太陽光投資ファンドに関するお問い合わせはこちら

関連記事

ページ上部へ戻る