先日知人から相談を受けました。
投資商品の運用に関してです。
企業の株やリート、投資信託などある程度の金額でしたが、
現時点での収支は赤字でした。
購入価格よりも現時点価格の方が低いということです。
これは含み損であって確定した損ではありませんが、
決して良い状況ではありません。
そこで受けた相談が、損切りをして売るか、長期保有して上がるのを待つかでした。
もちろん絶対にこれといった答えのないものですし、
こういった相談にアドヴァイスすることはいたしません。
しかしながらこの相談は投資というものをもう一度考え直す機会になりました。
大切な資金をどれくらいのリスクにさらして、どれくらいのリターンを目指すのか?
しっかりと考える必要があるということです。
世の中には様々な種類のお金があります。
一番の不労所得は宝くじでしょうか?
相続をされた資産もあるでしょうし、
株や不動産など、投資によって得られた(増えた?)資産もあるでしょう?
一般的には働いてためた資金が多いのでしょうか?
それらの資金をもって投資を考えるとき、無くなってもよい資金なので、
どんなにリスクがあっても大きく増えるチャンスのあるものがよい。
よりも
リスクはできるだけ低くて、ある程度のリターンがあるものがよい。
という方が多いのではないでしょうか?
そういった面で太陽光発電に対する投資はかなり特異で有利なものであることが分かります。
まずリスクですが、先週このブログで触れました。
太陽光発電に対するリスクとは、現物投資=発電事業を行う ものですので、
自然災害による損壊等発電できなくなる状況や
設計施工を含めた発電所の品質、維持管理体制等があります。
株式会社ゼックの太陽光分譲ファンドに関して言えば、
自然災害に対してはほぼ損害保険でカバーされ、
補償されない地震に対しては、震度6強まで耐える架台などハード面で対応しています。
(架台の耐震性に関して保証はありません。)
設計施工、維持管理に関しては、十分な日射量が期待できる候補地の選択から始まり、
限られた土地で最大限の発電量が得られるシステム設計、丁寧な施工、
遠隔監視を含めたきめ細かな維持管理体制が構築されています。
日射量を増やすことはだれにもできませんが、
発電ロスを減らすことは我々にもできる。
というコンセプトでリスクを最小限にする努力をしています。
ではリターンを考えます。
まず一番は全量買取制度の元、運用されているということです。
これは製造業で言うと、
製造したすべて商品を利益の出る価格で買い取ってくれることを保証された制度です。
こんな商売は世の中にあまりあるものではありません。
最初に投資する設備費は明確に示されます。
(弊社で言うと募集額ということになります。)
対して売り上げはどうかというと、
全量買取が保証されていますので、日射量=売上です。
日射量に関しては(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が
30年間の平均値を365日1時間単位で公開しています。
その日射量から発電量を想定するのですが、
我々が太陽光発電所を運営し始めて約2年半、
雨続きの月など、ごく稀に単月で想定を割ることはありますが、
発電開始からの1年間で想定を割り込んだ例はありません。
現在7つの発電所を運営し、すでに2年以上経過した発電所が複数あります。
確定している6回の分配はすべて想定を上回っています。
(今月分配のものを含みます。)
また、運用中のすべての発電所で、想定発電量を上回っています。
これは上の例でいうと設備など初期投資額は確定していて、売上はすべて想定を上回っている。
すなわち、ある程度の利回りが想定しやすいということになります。
以上の内容を考えるとき、太陽光発電投資とは
「リスクはできる限り低くて、ある程度のリターンが見込める。」
といってよいのではないかと感じました。
もちろんここ2年半の日射量が想定を上回っているからと言って
これから20年、想定を上回ると決まっているわけではありません。
リスクとリターンの評価は人それぞれ違うものでもあります。
ですので、太陽光発電投資は低リスク、高リターンと断じているわけではありませんが、
投資対象として検討していただく価値のある、ユニークなものであるとはいえると思います。
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