発電設備機器はどうやって選定している? その1(2015年9月24日発表)

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20年間に及ぶ太陽光発電事業に投資する上で非常に重要なのが
「どのような機器を選定するか?」 です。

今回は太陽光パネルに関してお話したいと思います。

中国や台湾の半導体メーカーは
2000年に欧州で再生可能エネルギー全量買取制度が開始されると
こぞって太陽光パネルの製造に乗り出しました。

中国で大量生産が始まった初期は質の悪いパネルがあったのも事実のようですが
欧州での急速な普及につれ、質の悪いパネルを作っているメーカーは淘汰されて行きました。

そんな中ゼックではどのようにしてパネルを選定しているかですが、
まずは下記基準で考えています。

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太陽光分譲ファンドで採用しているパネルはレネソーラーというメーカです。
パネルメーカーは普段あまり聞くことがありませんが、
トリナソーラーやカナディアンソーラーはお聞きになったことがあるのではないでしょうか?
レネソーラーはそれらと並び、世界シェア上位6位内に入っているメーカーです。

世界シェア上位だからよいものを作っているのか? という部分ですが、
品質の悪いもの、信頼性の低いものを製造していると
リピート需要がとれません。
これだけのシェアをとれているということ自体、
信頼できるモノづくりを行っていると考えられるのではないでしょうか?

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中国のパネルメーカーの中には、
自社工場を持たず、生産を向上を持つメーカーに委託しているところもあります。
製造を他社に委託するということは、ものづくりという視点で見ると、
やはり不安があります。

レネソーラーは太陽光パネルを構成する半導体の原料ポリシリコンから
インゴット・ウェハー・セル・太陽光パネルまで一貫生産を行っております。
太陽電池の性能を決めるセル性能の高さは、
このような生産体制から生まれています。

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太陽電池セルのクラックや細かな傷を調べるEL試験、
傷やフレームの破損、ケーブルやジョイントの接続などの目視検査は
すべてのパネルについて行っています。(全数検査)

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モジュールが十分な絶縁特性を備えているか、
仕様値を満たす性能を有しているか全量検査を行っています。

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その他志願制による経年変化や過重負荷試験、降雹試験など
さまざまな試験を行い、高い品質を保っています。

次回は太陽光パネルのアフターフォローと保証体制についてお話します。

 

 

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