地球温暖化について再考

「地球温暖化」という言葉は今や毎日耳にする言葉となっていますよね。

しかし地球が温暖化していっているというのは日常を振り返った場合、皆様はどこで感じる事ができるでしょうか。普段の生活ではあまり認知できないですよね。後段に示したような地球をとりまく様々な現象が起こった時に感じられる方がほとんどではないでしょうか。つまり地球温暖化というのは人間一人の人生という短い時間の尺度ではなかなか実感する事はできないのです。

そこでここでは地球の平均気温が過去の一時点と比較する事によってどれくらい変化があるのかわかりやすいグラフを示します。

[出典  データソース: NOAA, NASA | 図: B.Magi/UNC] 

上のグラフは80万年前からの地球のCO2濃度(青色)と平均気温(赤色)の相関を示しています。これから示唆されることはCO2濃度と気温の相関関係はほぼあるという事がわかります。横軸の一番右の0付近 つまり直近ではCO2濃度が極端に上方に触れていて400ppmまで達していることがわかります。CO2濃度の上下に応じて気温も上下していますが、明らかに直近のCO2濃度はこれまでのCO2濃度サイクルの範囲を逸脱していることがわかります。今後の気温がどこまで上がっていくのか非常に懸念されるデータだと思うのです。これを見ただけでのこれからどういう事が予想されるのか、予断を許さない状況であることがわかりますね。

以下は温暖化が原因と思われる最近の事象を上げてみました。参考としていただければと思います。

No.14704.  「灼熱地獄」デスバレーで気温54度 西部襲う熱波で過去最高に迫る(Newsweek

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/07/54-8.php

米西部を襲っている熱波で、カリフォルニア州デスバレーでは11日、気温が摂氏54度を記録し、再び過去最高に近い水準まで上昇した。 米国立気象局(NWS)によると、10日にも54度を記録しており、公式に確認されれば地球上で記録された気温として最高に迫る水準となる。 

No.12869. 気候変動対策で世界をリードするEU ドイツ洪水が問う課題(毎日新聞)

https://mainichi.jp/articles/20210809/k00/00m/030/238000c

ドイツとベルギーを中心に220人超が死亡した7月の大洪水は、気候変動のリスクから欧州も免れない現実を浮き彫りにした。 なぜ被害は拡大したのか。 欧州はどう対処しようとしているのか。 現状を探った。 

No.12874. 大雪山の永久凍土、温暖化で消失の危機 北海道大学など予測(大学ジャーナルオンライン)

https://univ-journal.jp/110419/

北海道の大雪山にある永久凍土のほとんどが地球温暖化の影響を受けて消失の危機にあることが、北海道大学、海洋研究開発機構、国立環境研究所の将来予測で分かった。 ………予測通りに永久凍土が融解すれば、サーモカルストと呼ばれる融解沈下を引き起こし、山岳地帯を不安定化させる可能性が指摘されている。 

No.12875. アンデス山脈の一部で雪がなくなる。 2枚の写真が伝える気候変動の現実(HUFFPOST

https://www.huffingtonpost.jp/entry/andes-mountains-no-snow_jp_61121529e4b0710ba2df7538

これは、地球観測衛星センチネル3号が、2020年7月27日と2021年7月29日に、撮影した写真だ。 雪が減って、2020年7月には雪で覆われていた山の多くが、2021年7月は地表が見える状態になっているのがわかる。 

No.12876. <地球温暖化>チベット高原の氷河、30年以内に完全消失も国連パネル(Record china

https://www.recordchina.co.jp/b34588-s0-c30-d0000.html

チベット高原の氷河のうち82%が年々後退している。 報告は、地球温暖化による氷河や永久凍土の融解は数十年後にはアジア全体の生態系に深刻な影響を及ぼすと指摘する。 また、溶け出した氷河が黄河や長江の水量を増やすことで、長期的に見れば洪水が起こる可能性も高くなる。 中国やインド、ネパールなどの国々にとっては主要河川の水源地になっていることから、氷河の縮小で溶けだす水の量が減れば、計27億人の飲料水が不足する事態にもなる。 

No.12878. 北極圏の温暖化、地球平均の3倍の速さで進行 報告書(AFP BB News

https://www.afpbb.com/articles/-/3347770?cx_part=related_yahoo

この報告書は北極圏監視評価プログラム作業部会によるもので、アイスランドのレイキャビクで今週行われた、北極圏の国が集まる北極評議会の閣僚会合に合わせて発表された。

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